2020年年次総会 10月6日ブリーフィング

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皆さま

国際通貨基金(IMF)の2020年年次総会が行われるにあたり、今日はそのニュースレターの第1回目をお届けします。今後数週間にわたり、IMFの最新の報告書やブログ記事、ポッドキャスト、ライブイベントなど、皆さまが知っておくべき情報をすべてお伝えします。今週からすでにバーチャル形式での予定がぎっしり詰まっています。早速見てみましょう。

今日の予定

午前8時(アメリカ東海岸時間):危機を克服し、より強靭な経済を構築する

年次総会に先立って、クリスタリナ・ゲオルギエバIMF専務理事が講演を行います。テーマは、世界各国が「長い登り道」、つまり長く、ばらつきが大きく、不確実で、障害も生じやすい、困難な登り道に現在どのように立ち向かっているのか、についてです。講演に続いて、ゲオルギエバ専務理事とロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)のネマト・シャフィク学長がCNBCのサラ・エイゼン氏による司会の下で世界経済と優先政策課題について議論を行います。

107日(水)

午前1015分(アメリカ東海岸時間):IMF腐敗防止チャレンジのピッチイベント 

汚職など腐敗を撲滅するための名案を一緒に考えませんか?このピッチイベントは、腐敗防止チャレンジ(ACC)の優勝者を決める最終段階となるものです。このイベントでは、上位8チームが提案を出し合います。ゲオルギエバ専務理事とローダ・ウィークス・ブラウンIMF法律局長が開会の挨拶を行います。

午前11時(アメリカ東海岸時間):気候変動の緩和成長と分配に配慮した戦略

「世界経済見通し(WEO)」の新しい研究章に関連して、ゲオルギエバ専務理事とエコノミスト誌のアンドリュー・パーマー編集主幹が地球全体で2050年までに排出ゼロを実現するための成長に配慮した道筋について話し合います。

 

108日(木)

午前10時(アメリカ東海岸時間):「大封鎖」経済的影響の分析

CNBCインターナショナルのシルヴィア・アマロ氏が、ロックダウンの世界経済への影響について、「世界経済見通し(WEO)」に関連したIMFの新しい研究の筆者であるダミアーノ・サンドリIMF調査局課長補佐にインタビューを行います。

午後0時(アメリカ東海岸時間):IMFインスパイアードキャロライン・クリアド・ペレスとともにジェンダー・データギャップを埋める

ベストセラーとなった『Invisible Women: Exposing Data Bias in a World Designed for Men(見えない女性たち―男性向けにデザインされた世界のデータバイアスを暴く)』の著者キャロライン・クリアド・ペレス氏を迎えて開催される次回のIMFインスパイアードに参加しませんか?同氏とサビナ・バーティアIMF秘書局副局長がライブ対話を行い、ジェンダー・データギャップが私たちの仕事や家庭、政策に及ぼす悪影響と、新型コロナによって男女格差がいかに拡大しているかについて議論します。ゲオルギエバ専務理事が冒頭挨拶を行う予定です。こちらから議論を視聴し、質問を送ることができます。

109日(金)

午前8時(アメリカ東海岸時間):ゲオルギエバ専務理事を迎えたCSOタウンホールミーティング

ゲオルギエバ専務理事とバーチャル形式の市民社会タウンホールに参加しませんか。専務理事は、コロナ禍においてIMFがどのように加盟国を支援しているのかについて、また、よりグリーンかつ公平でスマートな経済の構築におけるIMFの役割について、さらに腐敗や所得格差、男女格差、気候変動といった問題について、世界各地の市民社会組織(CSO)から意見を聞くとともに質問に答えます。IMFが市民社会とどう関わっているかにご関心があれば、こちらをクリックしてください

これまでの出来事

IMFの最新の「財政モニター」では、先進国と新興市場国で公共投資を拡大することが、現代史上最も急激で深刻な世界経済の崩壊から景気が回復する一助となりうることが示されています。公共投資の拡大は、短期的には数百万件の雇用を直接創出し、より長期的にはさらに数百万件の雇用を間接的に創出することにもつながる可能性があります。公共投資を対GDP比で1%拡大する場合、投資の質が高く、また、公的・民間部門の既存の債務負担によって景気刺激策に対する民間部門の反応が弱められることがなければ、景気回復への信頼が強化され、GDPが2.7%押し上げられるとともに、民間投資が10%拡大し、雇用が1.2%増加する可能性があります。ブログ記事の全文はこちらでご確認ください。

さらに、昨日行われた15分間の討論で、パオロ・マウロIMF財政局副局長がウォール・ストリート・ジャーナル紙のジョシュア・ザンブラン氏に対して、各国政府が公共投資を通じてどのように雇用と成長を押し上げられるか概説しています。

最後に

この年次総会特別ニュースレターは、英語、フランス語、スペイン語、中国語、日本語、ロシア語、アラビア語で発行されています。別の言語での配信を希望される方は、こちらをクリックして、メールアドレスを入力の上、登録ページにアクセスしてご希望の言語を選択してください。

今後の予定の参考になるように年次総会の全スケジュールを掲載しています。是非、クリックしてご覧ください。

次回のブリーフィングは10月9日(金)にお届けします。お楽しみに。

敬具

IMF2020年年次総会チーム

年次総会(2020年)メディアパートナー

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