2020年春季会合 第7日目のご紹介

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皆さま

国際通貨基金(IMF)の2020年春季会合がバーチャル形式で行われるにあたり、その紹介を行うニュースレターの第7号を今日はお届けします。

このニュースレターでご紹介している情報コンテンツですが、日本語に翻訳されているのはその一部です。あらかじめご了承ください。

今日の見どころ

今日、国際通貨金融委員会(IMFC)のレセチャ・クガニャゴ議長とクリスタリナ・ゲオルギエバ専務理事が記者会見を行い、この模様はライブ配信されました。是非、ビデオでご確認ください。

アメリカ東海岸時間で今日午後1時30分からは、アレハンドロ・ウェルナー西半球局長が西半球の経済見通しについてライブ配信で記者会見を行います。是非、配信をご覧ください

世界についての報告書と地域ごとの報告書

ここ数日に一斉に公表された最新の経済報告書、記者会見、ポッドキャストなどをすべて把握するのは、なかなか大変です。そこで次のとおり、便利な一覧にまとめてみました。

専務理事のグローバル政策アジェンダ(ダウンロード | 会見

世界経済見通し(WEO)(ダウンロード | ブログ | 会見

国際金融安定性報告書(GFSR)(ダウンロード | ブログ | 会見 | ポッドキャスト

財政モニター(ダウンロード | ブログ | 会見 | ポッドキャスト

サブサハラアフリカの経済見通し(ダウンロード | 会見記事

中東・中央アジアの経済見通し(ダウンロード | 会見会見での発言

アジア太平洋地域の見通し(ブログ | 会見

欧州の見通し(会見と書き起こし

経済学者と疫学者

昨日、ゲオルギエバ専務理事はインペリアル・カレッジの疫学者であるニール・ファーガソン、アズラ・ガーニ両教授とバーチャル形式の鼎談を行い、この模様はライブ配信されました。人命と生活を守る最善の方法に鼎談の重点が置かれました。25分間の鼎談をこちらからご確認ください

昨日までの出来事

昨日行われたG20財務大臣・中央銀行総裁会議において、クリスタリナ・ゲオルギエバ専務理事は新興市場国と発展途上国を対象としたIMFの危機対応策強化について次のように述べています。

「低所得国を支援するために譲許的融資の規模を3倍に拡大する予定です。したがってIMFは貧困削減・成長トラストの新たな融資資金180億ドルの確保に急いでおり、補助金の資金もまた最低18億ドルは必要になるでしょう」発言全文はこちらからご確認ください

ゲオルギエバ専務理事はCNBCのサラ・エイゼンのインタビューを受け、世界経済の現状について、金融政策が世界的なコロナウイルス流行と戦う上でどのように貢献できるかについて議論しました。このインタビュー(7分)はこちらからご確認ください。 

一方、ギータ・ゴピナート調査局長がCNBCTV18のインタビューを受け、世界経済の見通しについて、特にインドに重点を置いて語りました。このインタビュー(20分)はこちらからご確認ください

IMFと新型コロナウイルス感染症(COVID-19

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)関連の全IMFコンテンツを集約したハブサイトを先日開設しました。こうしたコンテンツの例としては、感染症の世界的流行がもたらす経済的影響に関するIMFの最新分析や、193か国を現在網羅している国際的な政策トラッカーが挙げられます。また、加盟国によるコロナウイルスの経済影響対策を支援するためにIMF専門家が執筆したCOVID-19特別シリーズや、プレスリリース、スピーチといった最新ニュースもお届けしています。新型コロナウイルスに対するIMFの対応についてご関心をお持ちいただけるようでしたら、最新版の質問と回答(Q&A)をご確認ください。

また、IMF理事会は加盟国25か国を対象に即時の債務救済を先だって承認しました。クリスタリナ・ゲオルギエバ専務理事は「IMF理事会によるこの承認によって、IMF加盟国中で最も脆弱な最貧国が抱える対IMF債務の返済義務のうち、初回分として今後6か月分の返済をまかなう資金が贈与されます。この結果、こうした貧しい国々は緊急医療など救援分野で不可欠な取り組みに希少な経済的資源をより投入できるようになります」と述べました。

最後になりますが、新しく公開されたIMFの融資トラッカーをご確認いただければ、世界的な感染症流行の経済的影響に直面する加盟国に対して承認された緊急支援の状況を把握できます。緊急融資の要請に関する今後の議論については、IMF理事会の会合スケジュールをご確認ください。

最後の点ですが、ファンダメンタルズが堅調な国々を対象にパンデミック対策支援を行うため、IMF理事会によって新しい短期流動性枠の創設が承認されたことをIMFは発表しました。発表全文はこちらからご確認ください。

ニュースレター最終号

明日、春季会合の最新情報をお届けするこのニュースレターの最終号をお送りする予定です。春季会合の週の重要イベントをまとめ、また、これから先も最新情報を受け取る方法についてお知らせします。この春季会合ニュースレターはいかがでしたでしょうか?お役に立ちましたでしょうか?感想をどうぞメールでお聞かせください

最後になりますが、つい先日、IMFの主要定期刊行物の最新号を読みやすいフォーマットで提供できるように新しいモバイルアプリの配信を開始しました。このアプリをお使いいただくことで、外出先でもIMFによる最新の分析を検索・確認いただけます。アップルのApp StoreまたはとGoogle Playストアから今すぐダウンロードください。

IMF春季会合チーム

P.S. 経済政策策定について、さらに詳しく知りたいですか?マクロ経済予測・診断、金融開発と金融包摂、エネルギー補助金改革などのテーマについて、IMFは一連のコースを無償で提供しています。自分のペースで学習を進めることができます。詳細情報と登録はこちらからお願いします

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